キャリアアップ、スキルアップってコトバがありますね。
自分としては、いまいちピンとこなかったんです。
「スキル」というのは「
獲得可能な技能」という意味があるそうです。
むかしは、面白そうだなと思ったことはなんでも学んでいたような気がします。
興味関心、好奇心を大切にしていました。
ある意味、とても無邪気だった。
今はどんなスキルを身につければいいのか分かりません。
「スキル」というのは儚いものだ、みせかけのものだ、という印象をぬぐえないでいます。
実際そうなんでしょうけども。
まえに読んだ『職場はなぜ壊れるのか』の中に「仕事はスキルではなくアートなり」という文章がありました。
これは「『聴く』というのはスキルではなくアート」というのと似ているなと思いました。
アートっていうのがどんなのか、まだつかめていない部分があるのですが、
スキルというのは、すでに確立されたものを習得するという感じで、
アートというのは、試行錯誤しながら自ら創造していく感じがします。
アートというのには終わりがなく、とても広がりがあるような気がします。
たとえば、資格を取得することはその分野のことを手っ取り早く体系的に理解するのに役立つと思います。
が、自分は資格を取るだけで分かった気になりたくない!という強烈な想いがあって、
もう長い間、資格取得からは遠ざかっています。
そのぶん、いろいろな人に会ったり、こうして文章を書いてみたり、
勉強会や講演会に行ってみたり、自助グループ等に参加したり、
自分なりにいろいろあがいてみました。
自分は努力してないんじゃないかと自己嫌悪におちいることもしばしばでした。
自分はすごく無意味なことをしているんじゃないか、もっとやるべきことがあるんじゃないか、
という、ものすごいあせりがありました。
でも、それは当然なんじゃないかなと。
例えば、楽器の練習では、自分では分からない「進歩」というのがあるような気がします。
あまりにゆっくりすぎる成長のために、本人は自覚できないということがあるのではないかと感じます。
「しばらく会ってないうちに、シンバルすごくうまくなってんじゃん!」と後輩に対して思ったことが実際ありましたから。
本人気づいてないみたいでしたけど。
そういえば、
「うつ」から回復してきた、よくなってきた、と本人が実感するのは、
精神科医に「よくなってきましたねぇ」と言われてから3ヶ月くらいかかるそうです。
自分に対する他人の感覚と自分の感覚とではタイムラグがあるみたいです。
「うつ」のときは自己評価が低くなるから、そのぶんさらにタイムラグが生じるんでしょうけどね。。
かなり話は飛ぶのですが、わたしの今年の目標の一つに「アサーションの実践」がありました。
アサーションとは簡単に言うと、「自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方」のことです。
でも、アサーションって、自分の気持ちや欲求を明確にしないと出来ないものなんですねー。
なので、どうすれば「〜したい」というのが出てくるのかなぁとずっと考えていました。
今やっているのは、自分の棚卸をすることです。
今までの自分の行動や考えをノートに書いてるんですが、
正直これでいいのか悪いのか…って感じですね。
まえは、今の自分を否定することで、がんばっていました。
今は、自分を肯定することで、さらに前に進んでいきたいと思っています。
でもまだうまくできていないように感じています。
なんとなくアサーションが次につながるきっかけになるような気がします。
アサーションしつつ、少しずつ前進していきたいです。
- 2007/07/04(水) 23:52:08|
- トライあんどエラー
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0