抗うつ剤、効果に3割の差 日英伊研究、薬を順位付け「薬の種類による差はない」とされてきた抗うつ剤が、
効果に30%以上の開きがあることが日英伊の大規模な国際研究でわかった。
29日付の英医学誌ランセットで発表した。
効果と副作用のバランスをもとに薬の順位づけもした。
現在、日本で承認販売されている薬では、「使いやすさ」の順位は次のようになっている。
1、セルトラリン(ジェイゾロフト)
2、ミルナシプラン(トレドミン)
3、パロキセチン(パキシル)
4、フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)
以上、朝日新聞からの引用です。
抗うつ剤の種類によって効き目が違うんじゃないか?
そういうふうに思ってた患者さんて、けっこう多いんじゃないかと思います。
私もそのひとりです。
医師に「パキシルのほうがいいんじゃないですか?」といわれたことがあるけど、
パキシルを飲んでたときは、わたしは薬が効いてる実感が持てなかったので、
今の薬がいいですと言って、トレドミンの処方をお願いしました。
トレドミンの服薬を続けていたら、軽い躁が出てきたので、
安定剤のリーマスに処方が変更になりました。
冷静な今だと、その処方変更も理解できるのですが、
その当時は薬が変わったことに対してすごーく不安でした。
しかも、リーマス処方になったのに、血液検査をする気配もなかったので、
ますます不安になって、おのずと病院から足が遠のいてしまいました。
あのとき、もっと医師に自分の意見をぶつけて、戦っておけばよかったと後悔しています。
薬が変わることへの不安に対して、ちょっとでもフォローがあれば、治療が続けられたのではないかと。
薬を徐々に減らして、今は全然服用せずに過ごせていることは、とても嬉しいです。
でも、あのとき医師ともうちょっといいやりとりができれば…という しこりは残っています。
先日も、歯医者にいったら、このまえ言っていた歯とちがう側の歯を治療しようとしているようだったので、
「ちょっと違うような気がするんですけど…」と言ったら、やはり違う歯を治療していたみたいでした。
抗議しなかったら歯を削られていたかと思うと…(^^ゞ
医師におまかせ状態ではダメなんだなということを痛感しました。
医師も人間ですから、間違うこともあるわけで、
患者としても治療に積極的に参加していかなければ、何されるか分からないですよね。
治療方法を自分で選ばなければならないことも、あるわけで。
患者としての実感、患者としてどう考えるかというのは、とても大切だと思います。
そういうときに、やはりカウンセリングが大きな役割を果たすのではないかな、と思います。
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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体
- 2009/01/31(土) 23:59:23|
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